2015年3月18日水曜日

東北ずん子音楽部 第四回「VOCALOID ずん子deデビュー 4th」

「ずん子で憶える楽典~知ってるつもりから脱却せよ」
ずん子と共にボカロPデビューを目指す「ずん子DEデビュー」の第四回目は、
DTM初心者全てに壁となって立ちふさがる「楽典」について、東北ずん子と共に考えます。
楽典、とはいわゆる「音楽の言語」。楽譜とは本来「記憶メディア」であって、読み書きができなければ音楽の事はわからないままです。

DTMを使って「楽典」を勉強しようというセミナー。DTMで必要な楽典とは何か?
楽譜が読めなくても今日から君はミュージシャン、とは誇大広告では無い?
そんなDTMから見た音楽の知識「楽典」に迫ります。

さらに今回は、ノートPCを持参してくれた参加者に曲作りを体験してもらうコーナーも開設。
フリーDAW「Studio One」を使って、曲作りを一緒にやろう!
楽器ができなくても、DTMはできるのか?
楽譜が読めなくても、DTMはできるのか?
その謎に迫る、そんなセミナーです。

日時:2015年4月11日(土) 16:00~18:00(ほぼ閉店まで…)
場所:宮城県泉市南光台 コワーキングカフェ mag(マグ)
講師:荒 芳樹(ARA/趣味工房にんじんわいん)
参加費:2,000円

参加希望の方は直接DMかメール。または会場であるmagに連絡してください。
もちろん、飛び入りもOK。
ノートPCを持参した方には、一緒に曲作り体験を実施。
使用DAWはなんでもOKですが、講師はCubase8Proです。

会場には講師私物の音源を展示しています。
YAMAHA MU2000
ROLAND SC8850
その他…

内容:

〇音階
「ソラシに見えるけど、ドレミって書いてある看板」
Twitter上で少しだけ話題となったこの写真。楽典を知る人は「ドレミ」と読めるのだが、ほとんどの人はその意味がわからない。
そもそも、ドレミファソラシドとは何なのか。そして「調」との関係とは。

〇コード
ギター弾きは、コードを押さえ方で覚えている人が多い。しかしその音が何の音が出ているのか、理解している人は少ない。
そもそも、コードとは何か? どんな種類があるのか。

〇拍子とは
拍子とは何か? 3進数、4進数、6進数??

〇一曲作る
単音の認識と和音の認識、その訓練の仕方
乗っけてみる

などなど、これからDTMを始めようとする方、もうやってる方、ぜひ遊びに来てくださいね!


2015年3月6日金曜日

コンパクト・DTM(検証 その1)

5年経ったPCを買い直しまして、比較にならない程のハイスペックな環境になりました。
しかし、いよいよもってプロ仕様になり、生徒が付いて来れないような領域に…。
以前より「コンパクトな環境でのDTM」も考えなきゃなぁ、と思っておりましたので
これを機に考えて行こうと思います。

ずばり、「iPadでDTMはどこまでできるのか」

iPadには、CubasisというDAWアプリがあります。(現在¥5,000)
それと、Xkey、という鍵盤です。
このXkeyはiPadに接続する場合にはCamera Connection Kitを使います。
あと、テキトーなイヤフォンで、とにかくなんとかしちゃおうという考えです。
生の音(ギターやボーカルなど)を録音するには他の機材が必要となりますが、ひとまず、打ち込みだけで楽しめるかどうか、を検証。

現実問題として、この環境で「私プロのクリエーターです」っていう人は見た事も聞いたこともありません。
プロのクリエーターはやはり、大掛かりなシステムを持ち、数々の音源を使いこなして仕事をこなします。
あくまで「iPadでもできなくもない」というレベルの話です。

でも、どうなんでしょうね? iPadや、いわゆるタブレット端末を一つの楽器として見た時に、今までに無い新しい可能性が無いとは言えない。
音楽を志す以上、楽譜は読めなきゃ、とかいう話も最近あまり聞かなくなり、ついには「楽譜は読めないけど音楽は作る」みたいな若者も増えてきまして、彼らの行き着く先には何があるのか、全く見えてこないのも事実。

そもそも、民族音楽なんてもんは楽譜の存在なんて無くて、全て口伝や楽器で伝わっていたわけで、新しい楽器を手にした人たちが工夫をこらしてどんな音楽の世界を作るのか、とても興味があります。

今後、いろいろ研究していこうとお持っています。