2014年8月8日金曜日

第四回 オケ屋会議

毎年、夏コミ期間中に「打ち上げ」も兼ねて執り行います
「オケ屋会議」
今回で4回目とあいなりました。
プロ・アマも交えての「オケ屋会議」は
打ち込みのみでオーケストラアレンジを作る人たちだけを集めて、情報交換をしましょうという「会議」です。

居酒屋の一部を占領しつつ、日本でも屈指の密度を誇る「打ち込みオケの人たち」のサミット。
生演奏? 何それ美味しいの? という強者たちが揃っております

300万円くらいあったらどうする? という質問に対し
全員が「自分だけのオケ音源を作る」と言った伝説があります。
誰も、300万円でオケを雇う、という発想は無いのです…

DTMは、開かれた場所ではありません。
その特性上、不景気の影響もあり「若者が育たない市場」でもあります。
特に、音源の価格が高いオケ系はなおさらです。
さらに言うと、それらの人は「職人気質」のような部分があり、ほとんどが独学で、積極的な情報開示を嫌う傾向があります。
技術の問題ですから、それはそういう部分は否めないと思いますが、でもそんな時代でもない、もっと仲間意識を持って、みんなで情報交換していこうよ、というのがオケ屋会議の発端でした。

広がりを見せています。最初4人だったのが、今回参加予定者は10人。
全員が「オケ打ち込み」です。ギャラリーは居ません。

本当に、無駄な話はしません。ずうううううっと、放っておけば何時間でもオケ音源の話をします。普段誰とも話できない、マニア過ぎる職人系の話を、ここでは全員が「理解しうる」という場なのです。

私たちの目的は単なる情報交換会ではなく、新規にはじめよう、あるいは始めたばかりで悩んでいる、という人たちも一緒に学んで行こう、という場作りです。
参加費はだいたい3000円くらい(飲み会代)

この会議に参加するためには、試験があります。

その試験は、「鍛冶屋文蔵」の名物「鶏モモ肉の文蔵焼き」を水無し、飲み物はアルコールのみ、という条件で食べ尽くす事。

…辛いです