2016年3月13日日曜日

青い青い景色

数日前の事。
朝いつものように音楽作ってたら突然のブルーバック。
*ブルーバックがわからない方は、今からパソコンに強力磁石を近づけて15分待った後に起動してみましょう!
我々DTMerには見慣れた青い青い画面。
「おぉ、今日もまた一段と青い、実に青い景色であるなぁ」
ここはイライラせずに再起動…っと。
ところが再起動しない。起動が止まる。
わたくしから笑顔が消えました。
「オペの準備を」
パソコンの不具合は何が悪いのかの特定から始まります。
OSが入ったSSD以外のストレージを全て外し、起動。
ふー、無事に起動する。
最終防衛ラインは確保したので、次の2TBのHDD。
無事起動、および認識確認。
そして、6つ目のストレージ。
6年前に買った、120GのSSDが原因でした。
これは…、寿命と思うべきでしょうな。
(ちなみに、接触不良やケーブル断線が原因ではなかった)
というわけでSSDを買いにヨドバシへ。
店員「すみません、このメーカーの512GのSSDは現在全店在庫が切れておりましてぇ…」
ニコニコしながらソフマップへ。
「…え?? ヨドバシで24,000円だったのに、なんでソフマップでは36,000円もすんの??」
ヨドバシでの在庫切れがヨドバシの企業努力の結果であることに関心しつつ、再びヨドバシへ。
私 「今頼むと、いつ頃届きますぅ?」
店員「倉庫在庫切れなので…、いつになるかは…」
ニコニコしながら「これください」と1TBのSSDを指さしました。
1TBですよ奥さん。SSDが。
6年前に買ったSSDは120Gで48,000円でした。
それが、それよりも安いのです。技術の進歩って凄いですね。
人類の進化は目覚ましいなぁ。
ちなみに、1TBのうち、1/4の容量しか使ってません。
…人類の進化なんて、そんなもんです…


*決してやらないように

2016年3月2日水曜日

王道の大切さ

久々にゲームを買いました。仮にもゲームの仕事に携わっていながら、ゲーム久々に買った、というのもアレなんですが。 「いけにえと雪のセツナ」 by スクエニ はい。大変良いですね。久々に楽しんでおります。 全編ピアノ中心の曲なことには驚きました。バトル曲までピアノとは恐れ入った。このような表現の仕方があるとは、目から鱗です。 シナリオも王道を素直にまっすぐ行っている感じですが、まだクリアしていないので何とも言えません。 途中経過ですが、良いゲームです。このようなゲームがもっと増えるといいなぁと考えています。 以前からもいろいろ言ってますが、「新しいものでなければならない」という傾向はあまり好きではありません。 芸術において、誰も真似できない、誰も到達し得ない個性、というのはとても大切でしょうけど、多くの人が望むのは、真新しい表現ではなく、「過去にあった表現の刷新」であると思うのです。 以前よりTRPGのシナリオや、音楽で物語を創ってきた経緯があり、ずっと言ってきた事なんですが 「王道」はなぜ「王道」と呼ばれるのか、その意味を理解しなければ、良い作品なんて作れません。 王道とは「昔のもの」ではありません。 人間が好む、人間がとる「行動学」や「心理学」のようなものをごちゃごちゃに混ぜたものです。 人類の歴史は300万年。その間、音楽は人類にとっての娯楽としてずーーーっと存在してきたはずです。 その長い年月人類が積み重ねてきた歴史を飛び越えて「誰もやったことのない音楽」を自分が生み出せる、という考えは、むしろ傲慢以外の何物でもないと考えているのです。 新しいハードやガジェットの普及で「娯楽のあり方」が変化しているように見えますが、多分本質は一切変わっていない。 真新しいサービスであるはずの「定額配信サービス」が始まって、聞いているのは「30年前に作られた音楽」だったりするわけです。 王道とは何か、を考えさせられました。